きものサローネ出店に向けて、会長よりメッセージ!

来る10月28日〜30日、東京日本橋で開催される「きものサローネ2016」に、京都染織青年団体協議会が出展することが決定しました!
この全国的にも人気の和装イベントに、当協議会として、初めて出展することになります。
その意図や意気込みについて、藤井会長よりメッセージがございますので、ご紹介いたします。

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京都染織青年団体協議会は、会員相互の連携と和装振興を目的に昭和51年に結成されて以来第39期を迎えました。当会は、和装に携わる生産元から流通、小売に至るまでの6団体の青年会から組織された連合会です。「和装振興」を第一義とし、日々この業界の未来の為、活動をしております。諸先輩方の努力と情熱により受け継がれてきた伝統と歴史に深く敬意を払い、私達はそれらをさらにより良いものとし引き継いでいく所存です。

今年度、京都染織青年団体協議会会長を務めております、藤井浩一と申します。
きものの最大の産地であります「京都」だから発信できる『和装振興』に取り組みたいと考え、テーマを【きものの力・京都の力】と致しました。

そしてその表現の為、今秋10月末、東京・日本橋COREDO室町1・三井ホールで
開催されます「きものサローネin日本橋2016」に出展することになりました。
過去、当会が京都から出て和装振興に取り組むことはほとんどなく、10数年前に男のきものの展示やファッションショーを行ったのを最後に、近年は京都での和装振興活動
に努めて参りました。

そのような中でなぜ東京なのか。昨秋京都にて、「第3回きもの文化祭」を開催致しました。各加盟青年会はじめ皆様の多大なるご協力もあり、展示、実演、体験、ステージ等、充実した内容をお見せ出来たと思います。しかし、来場者が思っていたように伸びず、イメージ通りにはいきませんでした。場所や告知、日時等、反省すべき点は多々ありましたが、それを鑑みても来場者の少なさはとても残念でした。反省点を踏まえ、
今年も京都でと一瞬考えましたが、場所の確保が難しいことと、人手の少なさ等から、断念致しました。それならば、例年のべ1万人近い来場者があり、国内最大級のきものイベント「きものサローネ」に出展し、当会の出来うる最大限のパフォーマンスをたくさんの来場者にご覧頂くことこそが、一番の和装振興ではないかと考えました。

私自身、きものサローネには第1回目から関わりをもち、毎回たくさんのきものファンと、きもの熱の高い全国の呉服店、流通、作り手の方々とお会いし、元気、勇気をもらえる場所であると感じています。この地で、自分達が日々取り組んでいることに対し、
どれだけ興味を持ってもらい、そして認めてもらえるか。その熱は体験してみないと
わかりません。協議会の仲間をはじめ、各加盟青年会の方々が一人でも多く経験、体験し、それを京都へ持ち帰り、今後の協議会活動や組合活動、そして自社の仕事へと活かしていくことこそが、将来的に大きな和装振興になると考えています。

先日のリオ五輪の閉会式において、世界各国の人々が見守る中、小池都知事のきもの姿は究極の和装振興だと思いました。京都、東京、そして世界へときものを発信していくことは、2020東京五輪に向けてのきもの業界の命題です。残念ながら衰退の一途を辿っているきものの最後のチャンスではないでしょうか。

きものサローネにて、たくさんの方のきもの姿に会い、交流することが今後の当会にとってたいへん大きな糧になると確信しています。

3日間、きものに関わる様々なことを表現し、チャレンジします。
我々のきもの熱を確認しに来て頂ければ有り難いです。

会場でお会い出来ること、会員一同楽しみにしております。
皆様のご来場を伏してお願い申し上げます。

京都染織青年団体協議会 会長  藤井 浩一