- 1.禧字文(きじゅもん)[喜字文]
- ・禧の字は、神から賜る福を表わす。幸い・喜びを意味する。
- ・喜を二つ並べて双禧という。また、鵲(かささぎ)は喜び・幸せを報ずる鳥なので二羽並べて双●の意味となる。これを●鵲という。(●は喜偏に喜の字)
- 2.香車文(きょうしゃもん)
- ・将棋の駒の香車は、後退せず真直進むだけなので、戦国時代には縁起ものとして好まれた。
- 3.金翅鳥(きんしちょう)
- ・別名-迦桜羅(かるら)
- ・正倉院に迦桜羅の伎楽面があるのが有名
- ・インドの神話に出てくる巨鳥で、龍を常食とする。
- ・頭は鳥・上半身は菩薩・下半身は鳥で、翼は金色・常に口から火焔を吐くと言われる。・仏教では、仏法の守護神とされる。
- ・日本では、金翅鳥の変形を天狗ともいう。
- 4.孔雀文(きじゃくもん)
- ・不死の意味がある。
- 5.薬玉文(くすだまもん)
- ・色々な香料を入れた袋
- ・節句(五月五日)に五色の紐をつけ、魔除けとした(平安時代以後)。中国では、長命の意味がある。
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