彫り上げられた紋紙は、紋編(もんあみ)工程に送られ、緯 糸が入る順番に、鎧状に編み上げられていく。
「紋編機」という針が3~4本ついた荒っぽいミシンのような機械を使って、組み合わされた紋紙が細い水縄で連結される。最近では水縄の代わりにテープが利用され始めた。
編み上げられた紋紙は、織物メーカーの機場(はたば)へ送られ、織機のジャカードにセットされ、製織が始まる。