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エッセイ

オタク文化はネオトニーの発芽。人類の優れたところなのだという。

07.08.24


 

日本発の世界文化となった「オタク文化」の中味に、実は人類が動物界の頂点に達したファクターが隠されているという研究結果がある。ある雑誌で知ったのだが、それが見つからずに、いまメモを頼りにうろ覚えの孫引きで紹介しているのだが・・・。
  「ネオテニー(幼形成熟)」というのだそうだが、動物行動学で注目されている現象で、人類はネオテニーに成功した結果、他の類人猿との競争に勝ったのだ、と。オタク現象やその前のピーターパン症候群などはその好例で、少年期の価値観のまま、大人になる(成熟)を拒否する傾向だ。そして、実はこれ(ネオテニー)があったからこそ、人類が類人猿とのサバイバル競争に勝ち抜けたというのだ。なぜなら、人類は種を爆発的に増やしたが、急増する人口の中でもストレスも感じず、友好的に生活できている。それを可能にしたのは、ヒトは幼児期の好奇心をそのままに持ち続けて新しいことに挑戦する能力を身につけたから。まさに「遊びをせんと生まれけり」で、幼児期に馴染んだ遊びの要素を成熟しても持ち続け、それは芸術とか研究とかの名前に呼びかえられて発達させた。音楽・絵画・詩・文学・旅行やスポーツ、各種娯楽、すべて遊びの延長である。そして、幼児期の遊びを大人になっても追求して究めたヒトを天才と呼ぶ。そういえば、発明王のエジソンや大空を飛ぶ夢を叶えたライト兄弟、モーツアルトからアインシュタインまで天才と呼ばれるヒトの伝記には、どこか幼形のままの好奇心を成熟させた、ネオテニーの特徴を持っている。もっといえば、それぞれの専門分野でのオタクだった、ともいえる。チンパンジーの幼児は26週間で毛の生え方が成人の人間のそれに酷似している、という。つまり、26週間で体毛が成長するチンパンジーの成長を20年もかける人類。ネオテニーは、ヒトの特徴であり、ここに優位の元が隠されている、というわけだ。

 
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