京都で12月25日といえば、クリスマスよりも終い天神でしょう。天神さんの縁日は毎月ありますが、終い天神にはしめ縄飾りなどお正月の準備のための出店が立ち、社殿では縁起物の大福梅やお屠蘇などがお守りと一緒に並びます。
いつも見てまわるのが楽しみな植木市、今出川通の鳥居をくぐって参道を上がった左手にあります。椿など冬に咲く植物の庭木や縁起物の葉牡丹、千両、万両など、師走らしい鉢が所狭しと並んでいます。自分用のお正月飾りにちょうどいいと思い、赤い実のついた藪柑子の苔玉を買い求めました。そして骨董古道具屋の並ぶ駐車場の方へ向かいます。きものまわりの露店を覗いて、三分ひもを2本見つけました。天満宮の境内の東門を入ったところに、天神さんの縁日のときだけ長五郎餅の茶店が開きます。長五郎餅2個と煎茶のセットは330円、抹茶のセットは480円、財布にやさしい価格なので、毛せんに腰掛けて一服するのに最適です。冬は日暮れが早いので、4時くらいになるとどんどん店じまいが始まります。のんびりしている間に日が暮れて、あと1週間でお正月、急き立てられるように家路につきました。
12月は南座の顔見世興行が年中行事。切符を取ったら、なにを着ていこうか考えるのが楽しみです。わたしは一等席に1回行くなら、三等席で3回見たいと思う性分。優雅に一等席ならよそいきな感じもいいですが、お手軽な3階席にちょっとフォーマルなきものを着ていったらかっこ悪い。気軽な小紋や紬に、役者に因んだり演目に因んだりして趣向を凝らしたコーディネイトで出かけます。 |
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終い天神にはお正月飾りの露店などが出て、師走らしさがあります。 |
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