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きものあそび

牧野茜のきものコーディネート
手ぬぐい大好き 2006.8

これまでもコーディネイトのアイテムとして紹介してきた手ぬぐい、いつもハンカチ代わりに袂に1枚、バッグに1枚入れています。私が手ぬぐいを使い始めたころは「手ぬぐいなんて懐かしいなあ」と古臭いものを愛用しているみたいに言われたりしましたが、いつのまにか手ぬぐいもブームになって、ちまたには手ぬぐい専門店がどんどん開店、手ぬぐい本もいろいろ出版され、だれもが手軽に手ぬぐいを使うようになりました。色も柄も豊富になって、選び放題、季節を感じるものやちょっと凝ったもの、笑えるものなど、たくさん持っているのに、ついまた一枚、二枚と買ってしまいます。最近では、展覧会のミュージアムグッズやイベントのおみやげコーナーなどにもあって、今しか買えないと思うと、やっぱりまた買ってしまうのです。日常使いの小物だからいくらあっても困らない、なんて言い訳しているうちに引き出しからあふれてしまいそうです。
毎日きものを着ますから、お洗濯のときにはハンカチ・靴下の代わりに、手ぬぐい・足袋をたくさん洗います。手ぬぐいも足袋もずっと手洗いしてきたのですが、いい洗剤を見つけたので、最近洗濯機洗いに替えました。今では色落ちしやすい最初の数回だけ、手洗いしています。

日常使いの手ぬぐいでも、季節感は大事にしたいと思うので、柄によってだいたい使う時期が決まっています。7、8月は水に関するモチーフや金魚、朝顔、千鳥など定番に加えて、ビールやそら豆、幽霊なんかを遊びごころで使っています。


水色の鮫小紋を遊び着に。半衿とおびじめに黒、帯とおびあげに紺、強い色を合わせてメリハリをつけました。
きものがシンプルなので、帯は大きめに角出しを結びました。青の千鳥と白の籠目の模様が目を引く帯は、夏きものの生地を利用して作られた京袋帯です。
     
紗の半衿は弁慶縞みたいに大きな格子模様。普通にまっすぐ縫い付けたら、見える部分が無地みたいだったので、ちょっとななめに付け替えました。
腹合わせ帯なので、手先は裏返して波の模様を出しました。まさに「波に千鳥」の帯結びになりました。
     
お化けと波千鳥、色・モチーフともに盛夏にぴったりの手ぬぐいたち。
波に千鳥の手ぬぐい。青海波の手ぬぐいは実はキティちゃん。ハローキティやミッフィなど、キャラクター物の手ぬぐいも侮れません。
     
お化け、幽霊の手ぬぐいは納涼に。鬼太郎は『妖怪道五十三次』の京都三条大橋、目玉のおやじが出るようにたたんで使っています。墓場の幽霊は猫におびえる臆病さが笑えます。
絽のおびあげは絞りのトンボ柄。黒の平のおびじめは夏用の素材(レース)です。
     
 
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