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楽楽きもの

もりたもとこのきものコーディネート 卒業論文 03.11.07

  11月に入り家の周辺もにぎやかになってきました。この前の日曜日なんかは京都駅からうちの最寄の駅までのバスが長蛇の列で「帰れへんやん!」それならと回り道の寄り道をウロウロして帰ってきました。
 先日静岡の大学生からメールがあり、卒業論文を「和服の復興」というテーマで書くので話を聞きたいという・・・ウヒヒ・・・そんなことなら言いたいことは山ほどあるわいさ!喜んでしゃべりまくりました!
しゃべりすぎてへとへとになりましたが、おみやげにいただいた「夜のお菓子 うなぎパイ」をバリバリ食べたらすぐに元気モリモリ回復でした。

 かれこれ30年近く前・・・わたしも卒論でヒ〜ヒ〜言うてたなぁ〜と懐かしく思い出がよみがえってまいりました・・・。
 心理学の卒論は仮説を立てて実験をして結果を導き出さなくてはなりません。実験材料は物ではなくて人間です。くわしい内容は説明すると自分でも訳がわからなくなるので省きますが、何百人という人達が被験者になってくれてそのときの人間ウォッチングは本当に楽しいものでした。
教授の授業はなんだか机上の空論のようでむなしく、実際に人を好きになったり、けんかをしたり、切なかったり、苦しかったり・・・現役バリバリでいろんな思いをしているわたしのほうが先生方よりよっぽど人の心理はわかるわい!!とやたらと反抗的な学生だったもんで、統計学のような心理学が血が通ってない冷たいものに感じていたんです。
 だから実際にいろんな人と接することが出来る実験は楽しくて楽しくてスキップで大学に通っておりました。1回生のときはほとんどロックアウトで通えず、一般教養はテストじゃなくてレポート提出、卒業式はまたまたロックアウトで中止になった学年なので、卒論の実験のために毎日せっせと通っていたころがわたしの大学生活でピカピカと輝いている1番の思い出です。

 ほかの同級生の実験にも被験者として協力したのですが、簡単な嘘発見器のような機械を使って実験をしていた人の被験者になったときはなかなか実験が始まらないのでウトウトと居眠りを始めたんです。
 ところが「もういいかげんにしいや!」と怒られたのであわてて起きると、「何考えてるのか知らんけど、なんぼ待っても目盛りが振り切れてしまうやんか!」とえらい剣幕なんです・・・スヤスヤと寝てたのに・・・ギザギザ模様を描いている脳波を見てとても不思議な気持になりました。結局わたしの実験結果は没にされ、「安静時に脳波の目盛りが振りきれる変な子」という烙印?を押されて被験者のお呼びがかからなくなりました・・・。
もりたもとこのきものコーディネート
Photo by Motoko Morita

コーディネイト  先日和裁を習いに行って、去年からほったらかしにしていたお襦袢を縫い始めたのですが、ひっぱりを忘れたので運針がよれよれになってしまい、何処かで見たことあるなァ〜と思ったら、わたしの居眠り中の脳波やん!!あははーと笑ってもいられず、帰って深く反省して「運針の練習をしよ!」と思って作ったのが今日ご紹介する帯です。
 インド綿のようなざっくりした布にヘンプ(麻)という太い糸でざくざくと刺しました。布団針を使って真ん中からクルクルとフリーハンドでステッチを刺したものです。胴の前は力尽きて?2列だけにしました。形に惹かれて何十年も前に買って1回も付けたことがなかったブローチを帯留め代わりにつけました。
 ステッチ刺繍は運針の練習にもなるし楽しかったので、ちょっと凝ってみようかな?と思ってます。

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